? ゴマリグナンとセサミン

ゴマリグナンとセサミン

今医学の進歩によって、私たちの体に効果的な働く成分が明確になってきています。
そしてその有効成分だけを摂取できるように開発されたのがサプリメントです。

最近ではサプリメントを毎日の生活に取り入れている人が増えています。
若い世代では、ダイエット効果があるもの、バストアップ効果、ニキビ対策など悩みに応じて摂取しています。
また年配の人の場合は、アンチエイジング、体力の低下予防、免疫力向上など健康維持を目的としている場合が多いです。

そんな年配の人の支持を集めている成分の一つに、セサミンがあります。
セサミンと聞くとゴマが思い浮かぶでしょう。
小さなゴマの中で、たった1%しか含まれていない有効成分の一つです。

そんなセサミンはゴマリグナンの一種で、強い抗酸化作用があります。
セサミン以外にもセサモリン、セサモール、セサミノールの4種類がゴマリグナンといわれています

セサミンとセサモリンは主にすりごまや練りゴマに含まれていることが多いです。
これに対してセサモールやセサミノールはごま油に多く含まれている成分です。

これらのゴマリグナンの中で最も抗酸化作用が強いといわれているのがセサミンです。
なのでゴマの有効成分としてセサミンが抽出されているといえます。

抗酸化作用は、体内に発生している活性酸素を除去する働きがあります。
活性酸素は細胞を酸化させてしまい、働きを低下させてしまいます。
これが老化現象につながる一つの要因です。
また活性酸素は細胞を傷つけてしまうこともあり、その際にがん細胞を発生させてしまう可能性もあります。
これらのことから活性酸素を除去することは老化現象や健康維持に欠かせないといえます。

またセサミンは肝臓に効果が高いので、アルコールの解毒作用を早めてくれます。
なので二日酔いの予防にも効果があります。

その他にも血中のコレステロール値を下げる働きもあるので、動脈硬化のよぼうに繋がります。
若々しい血管は、体内に必要な血液をしっかり送り込むことができるため、健康的な体を維持することができます。